よ〜く見て、全部描かない
スケッチを描くということは、描く対象をよく観察するということです。よーく観察しているといろいろなものが見えてきます。ものの前後関係、奥行きや形の構造や光の反射や微妙な影なども見えてきます。しかし、それらを総合的に整理して絵を仕上げていくというのはお気楽スケッチの趣旨から外れてしまいます。見えているが、それらを一旦平らな柄として受け入れるというのがお気楽スケッチです。
もともとスケッチは短時間で描くものですから観察ばかりしているわけにもいきません。理想は「よ〜く見て、全部描かない」ですが、「見ながら描いて時間切れ」でもいいと思っています。
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